板倉の家 の構造

板倉の家、はすべて国産木材で建てます、 建材は使用しません。『板倉の家』は4寸角(12㌢角)の土台(桧)に4寸角(12㌢角)の柱(杉又は桧)を建て、柱に溝を掘り一寸(3㌢)厚の板(杉)を落し込む、落し込み構法で建てます。在来木造住宅の建て方に現在の実状に合った技術を加えて建てます。

 板倉の家の構造基本構造です。基本材料は、土台は桧 柱は桧または杉 壁板、床板は杉です。構造材は表しでほかの材料で覆いません。すべてみえます。

 外壁は30㍉の杉板に25-150の杉板を貼付けます、(防火構造の為)壁の杉材の厚みは55㍉になり、防火、断熱、防音に効果があります。 その外に、下地をして、ガルバニュウム鋼板等の化粧材を貼ります。 屋根は30㍉の杉材の上に空気層を作りその上に15㍉の板を貼りその上にガルバニューム鋼板、瓦等を葺きます、外壁屋根をすべて杉の板で覆います。      

『板倉の家』の特長

 板倉の家は工場で構造材を大工が木材を一本一本吟味して加工します。材料の木材は同じ物は2本と有りません、すべてそれぞれの特徴を持っています,それを大工が見分けて、適材適所で使用します。

 板倉の家の内装材はすべて木材で、自然素材です。健康に良い材料です

自然材料の木材の良いところ
 板倉の家で気がつくのは、香りです,そこはかと木のよい香りがします、その微量の芳香成分が気持を落ち着かせ,爽やかな気分にさせてくれます、杉の香りは眠りを促進するようです、またこの香りには消臭作用も有りペットの匂いもあまり気になりません。トイレの芳香剤も必要ないと思います、また防カビ、防ダニ、防菌作用も有ります。

 杉の木の木目の模様は一定でなく,二つと同じ物がなく、適当な不規則性が連なり自然な心地よい広がりが有ります。また独特の光沢が有り、落ち着く質感を生んでいます、安心できる家です、

 杉の木は触ると温かく感じます、熱を伝えにくく,人の暖かみが逃げにくいので、冬でもはだしで生活して頂けます、夏は適当な吸湿で床に寝転がるのが気持いいです。その熱の伝えにくさで自然の断熱材として杉の木を使っています、吸湿性で夏の冷房も少なくて住みます。

 杉の木は柔らかく軽いので音を適当に吸収し、耳に心地よい音にしてくれます、低い音を増幅し、耳障りな高い音を吸収してくれます。木は耳にも優しい材料です。

板倉の家 の設備

 板倉の家のシステムキッチン、ユニットバスは各メーカーの製品を選んで頂けますが、オリジナルの木製キッチンも当社で作製します。風呂も木製浴槽を使用してオリジナルで作製します。洗面台、カウンター、等の家具も作製します。すべて杉の板で作製します

板倉の家 調湿について

 板倉の家の大きな良いところは材料がすべて木材なのでその調湿機能で家の中を年中快適にくらせるようになります。